生物遺伝資源教育プログラムの国際展開 International Distribution of Educational Curriculum for Genetic Resources

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事業の概要

背景と目的

背景

生命科学研究の急速な先端化が進むなかで、研究用モデル動植物の体系的な維持・管理に不可欠な科学的な取扱技術並びに生物多様性条約に準拠した法的な取り扱いができる人材の育成が求められています。さらにその発展型としての環境問題や自然集団に生息する動植物の管理や利用に関して、国際的な視野での取り扱いができる研究者や専門技術者が、国内外から強く求められており、その育成は喫緊の課題です。

また、日本では「第三次生物多様性国家戦略」を閣議決定し、この中で国際的な取り組みについて具体的に言及されております。特に、アジアにおける環境人材育成ビジョンの策定や高等教育機関における環境人材育成の推進、生物多様性分野における国際的なリーダーシップの発揮などが述べられています。さらに、生物多様性条約事務局は、教育や普及啓発の活動(CEAP)の重要性を指摘しており、この分野において特にアジア諸国に対し、日本がリーダーシップを取ることは非常に重要です。そこでアジア諸国の若手教員への指導を行い、学生や教員の留学を支援しつつ、国際社会での指導的な役割を果たす専門技術者の育成を行う教育プログラムを推進する必要があります。

目的・目標

本事業では、国際的視野を備えた生物遺伝資源に関する専門技術者の育成を目的として、教育機会の提供と基盤の整備を目標としています。海外の教育研究機関との提携により生物遺伝資源の科学的取り扱い並びに生物多様性条約及び関連法規に準拠した法的扱いができる国際的な視野を持つ環境人材育成を行います。
 また、アジア諸国の大学等の若手教員への研修も行い、国際的な生物遺伝資源教育の基盤づくりの実現を目指します。このことにより、国際的に認知される生物遺伝資源の専門技術者を国内外で育成するなど、質の高い教育を行うことが可能になります。さらに、本事業を推進する過程で国外にも拠点を形成することから、海外遺伝資源の保全や海外提携大学院における人材育成支援など我が国生物遺伝資源分野における国際的なリーダーシップを発揮することを目指します。

期待される効果

本事業により、国際社会で活躍できる生物遺伝資源取り扱いの専門技術者が育成可能となり、国内のみならずアジア諸国においてもリーダーシップを発揮できる効果が期待されます。

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